「大人数で華やかな結婚式がしたいわけではない。
ただ、大切な家族や、これからもずっと繋がりたい仲間には、きちんと結婚の報告をし、家族になった喜びと感謝の気持ちを伝えたいんです」

と、初めてお会いした時に伺いました。
式場も見に行ったけれど、費用的にもイメージ的にも、自分たちのやりたいこととは異なる気がして、納得のいく会場を二人で一生懸命探して当店を見つけてくださいました。

ログハウスという造りが、お二人の趣味でもある登山とも繋がるところがあり、ゲスト全員とお話ができる距離感がぴったりだったそうです。

費用的にも想定よりかなり抑えることができ、大満足の1日となりました。

当初、お二人は結婚式をする予定はありませんでした。
ですが、可愛がってもらった祖父母様にきちんと晴れ姿を見せられるのは今だということ大切に育ててくれた、ご両親へ、きちんと感謝の気持ちを伝えたいと言うこと
遠く離れたアメリカへ嫁いでからは、なかなかみんなが集まる機会がないこと
ご自身が選んだ最愛のパートナーを大切な方々に紹介し、感謝の気持ちを伝えること
今しなければのちに後悔するかもしれないと思い、渡米前に結婚式をするという選択をされました。

新婦側のご親族の皆様と、ずっとずっと大切な存在のお友達3名様と、新郎のご両親様だけの小さな結婚式。

日本語と英語で誓いの言葉を交わしたり
日本語が全くわからない新郎様が日本語で自己紹介したり
お父様と妹様、ピアノの先生によるサプライズでお歌の披露があったり
お互いの大切な方々のことを知り、会話が弾む
そんなあたたかい結婚式となりました。

2019年5月1日、時代が令和になったその日にご入籍をされたお二人。
可愛い愛息子ちゃんを2人授かり、穏やかで幸せな日々を過ごされていらっしゃいますが、実は入籍当時は妊娠も発覚し、新郎様が交通事故にあって1年間の入院があったりと、波乱万丈な時期もあり、本当に結婚式どころではありませんでした。

いつかは…。そのうち…と思っては、後伸ばしにしていましたが、お友達からのお声がけで「今ならできる」と決心。わずか3ヶ月での結婚式を挙げました。

旅行のコミュニティがきっかけで出会ったお二人は、様々なところへ旅するのが大好きで、結婚前から国内外問わず、たくさん旅行されていたそうです。お子様にもいろんな景色を見せてあげたいと、今でもご家族で定期的に旅行されています。

いろんな景色を見て、いろんな経験があったからこそ、今「あ〜、幸せだねぇ」とよくお二人でお話されているそうで、そんな幸せな家族になった報告をする結婚式となりました。